オーストラリア株は、ニューヨーク市場での広範囲にわたる下落を受けて、安く始まることが予想されている。 個人消費や金利見通し、米国政府機関閉鎖の可能性、テクノロジー規制の強化などへの懸念が下落に寄与した。 ASX先物はAEST午前7時ごろ、0.3%安の7048となった。 コア・リチウムの決算発表、マイヤー株の配当落ち取引、ASX上場企業11社の配当支払いなど、地元投資家に影響を与える出来事がいくつか起きている。 午前11時半に発表される8月CPI統計も水曜日の議題の上位にある。
ウォール街では、ダウ、S&P、ナスダックがいずれも1%以上下落し、S&P500情報技術指数は1.8%下落した。 この指数は現在、7月のピークから合計11%下落している。 米国の消費者信頼感も低下し、コンファレンス・ボードは消費者信頼感指数が5月以来の最低値に低下したと報告した。
為替市場では、豪ドルは0.4%下落して64セント以下で取引された一方、ブルームバーグ・スポット・ドル指数は0.3%上昇した。 ビットコインはAEST午前7時6分の時点で0.5%下落し、2万6157ドルとなった。
ノースエンド・プライベート・ウェルスの最高投資責任者アレックス・マクグラス氏によると、高利回りは今後数カ月も株式にとって逆風となるだろう。